Najikoです。更新頻度がまちまちです。
旧Twitterの時代から毎日のようにポストし続けている「〇〇するたまなつちゃん」構文。わたくしはこれを小説版たま☆なつとして扱っています。
もはや多すぎて、わたくし自身も内容を把握しきれてないしポスト以外に文面を保存していないのでアーカイブを追うことも難しいです。一応Xで「”たまなつちゃん”」と検索するとたくさん出てきます。
漫画版たま☆なつやイラストに比べればごま塩程度にしか認知されていない小説版たま☆なつですがわたくしにとってはこれがたまなつちゃんに関する最も重要なコンテンツだと思っています。理由は単純で、最も簡単に多くの情報量を世に送り出せるからです。
わたくしの脳内のたまなつちゃんの一挙手一投足は内容が膨大すぎて、全てを漫画版にすることは到底できません。小説版のエピソードはおそらく1日1つは投稿しているとして、2022年から丸2年半以上投稿しているため総数は900を超えています。いや多いな……そんなに?? すみません、自分でもつい驚いてしまいました。そんなにあるのかと。しかし漫画版はどうでしょうか。わたくしが怠惰だということもありますが、まだエピソード数では30に満たないのです。たったの30分の1未満です。それにもっと言えば、小説版でもわたくしが抱えているというか、発生させ続けているたまなつちゃんの幻覚の中で「140字に収められたエピソード」の一部に過ぎないのです。
そもそも漫画版を制作しようと思ったのは「せっかくこれだけの量のエピソードがあるんだから、漫画になったら自分が嬉しいな」と思ったからです。それが去年の11月からスタートして、随分と多くの人に見てもらえたと思います。先日も書きましたがたま☆なつ創刊号合同に多くの方が参加してくださり、現地で完売できたのもひとえに多くの方にたまなつちゃんを認知していただけたからにほかなりません。
でもまだまだ足りないのです。わたくしが幻覚を見続けている限り、たま☆なつが終わることはありません。
長編のお話にすることも考えないではないですが、長編を漫画にするのは大変だし、かといって文で出すと現状は誰の目にも入らないと思うので目下の目標はたまなつちゃんを「長編小説として出しても読んでもらえるくらい興味を引く存在」に育て上げることかもしれません。
実を言うと、毎日ポストしている小説版も当初に比べると随分とインプレッション数が増えており、いいね数が数十にも上ることもあります。ただわたくしは、小説版のインプレッション数がほとんどないことを逆手に取って「漫画版のネタのメモ」として投稿しているところもあるので、別に小説版は伸びなくてもいいんですけどね。仮に伸びたとしても、今までに「ほとんど誰も見向きもしていないエピソード」が数百に及ぶ以上は、漫画版のネタに困ることはないでしょうけども……
わたくしはたまなつちゃんの存在する世界を便宜上「たまなつバース」と呼んでいます。たまなつバースにはたまなつちゃんのように「キメラ」であるアバターもいるとは思うのですが、現状描かれている感じではあまなつちゃんとしらたまちゃんという異種族の間に生まれたことになっているたまなつちゃんは明確に異端です。他の登場人物が無改変のアバター姿をしているのがそれを際立たせています。
登場人物のフィジカルというか戦闘能力を強くしすぎているのはまあ、なんだろうな、一応それなりの理由があるんですけど、それ以上にギャグ時空が最も永遠に近いからなのだと思います。現実に近い「強度」で描かれた世界はそれだけでいずれ「死」を迎える可能性が示唆されていると言えますが、ギャグ時空であればそのような凡庸な「死」とは無縁です。ですがエントロピーが極大のカオスな世界ではお話が成り立たないので、「多分このくらいの制約はある」という仮初の枠の中に箱庭を作ります。それに時折たまなつちゃんやカリンちゃんが変な方向から穴を開けたりするのがたまなつバースのお話なんだと思います。知らんけど。
でもね、時間がない……わたくしはヘンリー・ダーガーのように労働時間以外の全ての時間部屋に籠って何十年も作品の制作に費やしたりはできないのでこればかりは仕方ないんですけど、一日のどこかでぬるっと生じる小説版と違って漫画版たま☆なつをお出しするには多くの時間を消費するため、「今日はソシャゲのイベント進めるか」なんて思ったらもう進みませんし、ひどいときはログインする時間すら惜しまねばなりません。いやログインくらいちょっとしたらええやんと思うかも知れませんが、わたくしの脳はタスクを理路整然と並べられるようにはできていないので「これをやろう」と思ったら他のことはもうできないのです。致命的ですね。
しかしわたくしはやりたいときにやりたいようにたまなつちゃんのコンテンツをお出しできればまあいいかな、と思っています。それが多くの人の目に触れたら嬉しいですが、触れなくても「自分がやりたいから」やっているというところに変わりはないので……そういうわけなので、これからもたまなつちゃんをよろしくお願いします。VRCにも毎日いますからね。呼ばれたら行きます……ということで、あちらでまたお会いしましょう。ああ、でも時間がない……Vketが終わってしまうから……